中央アナトリア
カッパドキア
奇岩「妖精の煙突」、岩を穿ったビザンティンの洞窟教会、そして丸ごと地下に築かれた都市 — 現実離れした火山性の風景です。夜明け、百を超える熱気球がギョレメの谷の上をゆっくりと流れていきます。世界有数の旅の絶景です。
- 場所
- 中央アナトリア、ギョレメ/ネヴシェヒル
- ベストシーズン
- 気球は4〜6月と9〜11月
- 行き方
- ネヴシェヒル(NAV)またはカイセリ(ASR)へ空路。どちらもシャトルでギョレメまで1時間以内です。イスタンブールからの夜行バスは約11時間。
- 食べる・飲む
- テスティ・ケバブ — 密封した素焼きの壺でじっくり煮込み、席で割って開ける肉料理 — に、火山性の土壌で育った地元のエミールやカレジキ・カラス種のワインを合わせて。
- ヒント
- 気球は事前予約を。風で欠航になるため2〜3日の朝を確保しておくと安心です。宿は洞窟ホテルで。
物語
数百万年前、3つの火山がこの台地を灰で埋めました。その後、風と雨がやわらかい凝灰岩をミナレットやきのこ、そして「妖精の煙突」へと彫り上げ、仕上げをしたのは人間です。住居、鳩小屋、修道院、さらには深さ8層に及ぶ地下都市までを掘り抜きました。初期のキリスト教徒たちは家畜も、ぶどう搾り場も、礼拝堂もろとも、そこに身を隠すことができたのです。ギョレメの野外博物館では、洞窟教会の内部で11世紀のフレスコ画がいまも鮮やかに燃えています。
ほとんどの人が空へ上がります。風のない朝には百を超える気球が夜明けとともに谷の上へ立ち上がり、世界の旅の風景のなかでも屈指の光景をつくります。免許のある会社を選び、風による欠航に備えて予備の朝を用意し、残りの日々はローズ・バレーやイフララ渓谷を歩き、カイマクルやデリンクユの地下都市を訪ね、洞窟ホテルで眠って過ごしてください。あの部屋は、夏じゅう自然のままひんやりしています。
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