マルマラ地方とイスタンブール
トロイ
ホメロスの『イリアス』に歌われた伝説の都市。発掘によって、4,000年のあいだに積み重なった9つの都市が見つかりました。古代の城壁を歩き、木馬と写真を撮り、隣接する印象的なトロイ博物館でさらに深く。
- 場所
- チャナッカレ近郊、ダーダネルス海峡
- ベストシーズン
- 4〜6月と9〜10月
- 行き方
- チャナッカレから車またはミニバスで30分(イスタンブールから空路、あるいはゲリボル大橋経由でバス・車で5〜6時間)。
- 食べる・飲む
- チャナッカレの海沿いでは、絶品のイワシの炭火焼きと、地元のチーズ入りハルヴァ「ペイニル・ヘルヴァス」を。遺跡のあとにぜひ両方とも。
- ヒント
- 海峡の対岸にあるゲリボル(ガリポリ)の古戦場と組み合わせれば、丸一日の歴史紀行になります。
物語
何世紀ものあいだ、トロイは詩の中だけの町だと考えられてきました。1870年代、ハインリヒ・シュリーマンがヒサルルクの丘を掘り、ひとつではなく9つの都市を掘り当てるまでは。それらは4,000年分の頁のように積み重なっていました。紀元前1180年ごろに火で滅びたトロイ第VII層が、ホメロスの戦争にもっとも近いと考えられています。10年にわたってギリシア軍を退けたとされる傾斜した城壁をたどり、かつて戦車が上った斜路を歩き、ローマ建国より千年も前に供物が捧げられた聖域に立つことができます。
遺跡は想像力に報いる場所であり、隣の受賞歴あるトロイ博物館がその想像力を支えてくれます。4フロアにわたる黄金の装身具、武器、石棺は、どんなガイドブックよりも雄弁です。入口の巨大な木馬は完全な演出ですが、それでも登ってみてください。ダーダネルス海峡の対岸には1915年のゲリボル古戦場が広がっています。同じ海峡をめぐる3,000年の戦いを締めくくる、心に残る午後の寄り道です。
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